2009年5月30日土曜日
初動捜査
事件の新聞記事を見返してたら・・・・
遺体が発見された住宅の検証をする捜査員ら=愛知県蟹江町で2009年5月2日午後3時45分、
竹内幹撮影 (毎日新聞 2009年5月2日 16時37分)の写真
に気が付いた。
以前、捜査員の現場到着が、かなり遅れたと考えてみたが、この写真を見ると、事件発覚2時間余後の写真には、これだけの捜査員がいた様子。それならば何故・・・・・
最初に到着した、地域課巡査の目撃情報を無視したのか、三男勲氏に母親の遺体の質問をしなかったのか?
愛知県警の初動捜査に、何重もの疑問が出てしまう。
結局、「見込みで始まった捜査」に行き着いて仕舞う。
2004年9月の反省はまるで無かった。
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2009年5月28日木曜日
予期せぬ訪問者
夜9時過ぎに、殺害された母親と電話で話したと報道されている事については、偽装工作の可能性を含め、事件の全体像を考える必要が有るのではなかろうか。
スレにある方法;
871 名前:朝まで名無しさん 投稿日:2009/05/26(火) 23:58:06 pjUj1+3B
殺害犯は、殺害現場の家屋から知人へ電話。
殺害犯の知人がとる。
「母親を殺した、次に次男が帰ってくるのを待つ」
後日、知人は
「夜の9時過ぎ、山田さんの母親から電話がありました。通話記録を調べて下さい。」
はホンの一例だろうし、例えば殺害現場に男女が存在した場合には、可能性が更に広がる。
結果、この「夜9時過ぎの電話で母親と会話」は「その時間に母親が健在だった」証拠には成り得ないのでは無いか。
従って、殺害犯が母親の殺害・証拠の隠滅に費やせる最大時間は、三男が外出した午後8時過ぎから次男が帰宅したであろう午後10時前までとなり、十分な幅があったことを念頭に置くべきと考える。
>勲さんが1日午後8時ごろ外出した際、喜保子さんは自宅にいた。
a.殺害犯は、この時間以降に被害者宅に訪れている。
b.外部から無理やり押し入った痕跡は発見されていない。
c.報道で見る限り、勲氏に母親から、殺害当夜の来客の予定を聞かされていない。
遠方からの訪問者ならば、この時間に他人宅を訪ねることは先ず無い。
[c]から考えても、この遠方からの訪問者の可能性は極めて小さいと思われる。
従って、母親にとって殺害犯の訪問は「ちょこっと寄った」ぐらいであり、「ごく親しい間柄」か「ご近所さん」の立ち話ぐらいの認識だったのではなかろうか。
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2009年5月24日日曜日
殺害犯 逃亡
殺害犯の行動を引き続き追う。
■三男勲氏の鍵が、玄関内で発見され、母親のものと思われる鍵が、家屋外の玄関付
近に落ちていた。
■事件発覚日、次男の会社上司と蟹江署巡査が訪問した時、玄関は施錠され、家屋内
に入室できなかったということは、家屋外から発見された鍵は、見つけづらい状況で
放置されていたことになる。
■次男雅樹さんの遺体は、恐らく凶行に遭ったその儘の状態で、翌日収容された。
a.若し、殺害犯が一家全員の殺害を企図したならば、三男が帰宅する前に次男の遺
体を隠蔽し、三男を家屋内に引き入れてから、凶行に及ぶのが理に適っている。三
男氏に逃亡される危険性・外部から見られる懼れから考えても、玄関付近で襲う必
要性は全く無い。
b.従って殺害犯は、母親と次男の殺害が目的であり、目的を果たした後は逃亡したも
のと考える。
c.殺害犯は恐らく玄関から家屋外へ出て、母親の鍵を使い施錠し、それを玄関付近に
遺棄したとする。玄関を施錠する行為は当然、事件の発覚を遅らせ、自らが逃亡す
る時間を確保するのが目的と思うが、この玄関付近に遺棄した行為が、犯人にとっ
て他の意味が有りそうでならない。
d.つまり持って帰れない証拠品を棄てるとなると、川にも遠い、駅まで行くほどの距離
でも無いから、此処だったのではなかろうか。
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殺害 実行
各紙記事から抜粋
>居間の床から大量の血液が広範囲にわたって残されており、血をふき取った
ような跡があることがわかった。
>喜保子さんの遺体は着衣がなく、体の血をきれいにふき取られた状態
>犯人が居間付近で殺害した喜保子さんを和室押し入れに運ぶ際に、廊下の
床などに血が付かないようにした可能性がある
>左側の和室では雅樹さんが上半身裸の状態で背中を刺され、周囲には
血だまりが広がり、すでに息絶えていた。
>二階にもわずかに血液反応が確認され、家族の衣服を持ち出した可能性が
あ るとみている。
>土足跡にも、殺害現場を歩き回ったことを示す血痕は付いていなかった。
>雅樹さんの勤務先の同僚が事件発覚前夜の1日午後10時ごろに雅樹さんの
携帯電話に電話したところ応答がなく
>玄関付近の屋外からもう1本鍵が見つかり、喜保子さんの鍵の可能性がある
殺害犯が採った行動を探る。
■殺害犯は、逃げる母親の後頭部をスパナで滅多打ちしている事から、殺害犯は
この時、相当の返り血を浴びていた。
■母親殺害場所である居間の床の血痕は相当量と考えられ、母親が凶行に遭っ
てから、ある程度の時間は居間に置かれていた。
a.殺害犯は、母親の殺害の後、若しくは当初から次男をも殺害する意志を持って、
次男殺害の為、幾つかの準備をする。
b.ここで難しいのが、殺害犯は母親の殺害後、この家屋から一度外に出たか、
留まって次男を待ち受けたか? である。
c.殺害犯は相当量の返り血、次男殺害の凶器がこの家屋の包丁、と見られる
ことから母親殺害後は留まったまま、準備したと考える。
d.殺害犯が予め、着替えの洋服を用意していたとは、考えづらい。
e.そうならば殺害犯は、返り血に汚れた服の儘、次男を襲ったのか、母親殺害後、
洋服を着替えたか?になるが着替えた可能性が高い。
f.理由として、この時点の殺害犯は、次男の殺害を最大の目標と定め、最も確実な
方法で実行しようする。
g.つまり、何ら異常事態が進行中と次男に気取られず、次男の隙を衝き殺害を
企てるのが、最も確実ではないか。
h.その為に、母親の遺体を隠し、恐らく居間に出来た血痕の一部を拭い去り、自ら
は頭・顔・手に付いた返り血を洗い流し、洋服を着替えて帰宅した次男を迎える
筈である。
i.殺害犯は先ず、返り血を洗い流し、次に2階で洋服を物色し着替えたりしただろう。
この間、母親の遺体は殺害場所の居間に、ある一定時間留め置かれた結果、出
血量が広がったと思われる。
※殺害犯の洋服の着替えについては、別の見方も出来るが今回は省く。
過日、母親の殺害から、次男を迎えるまで要する時間を、最低30分は必要と看て
いたが、殺害犯の行動を詳らかに考えると、到底30分では無理と思われる。
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